日本がん登録協議会 第30回学術集会プログラム
1. プログラム配信時間割(2021年5月27日現在)
日付 | 午前 | 昼 | 午後 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
[1日目] 6月9日 (水) |
(1) 特別企画講演(9:00-12:00) | (2) 特別講演(12:05-12:50) | (3) がん登録担当者研修会(12:55-17:30) | |||
[2日目] 6月10日 (木) |
(4) 開会の辞 来賓挨拶 (5) 会長講演(9:00-9:50) |
(6) <インフォマティックス委員会企画> シンポジウム(9:55-12:00) |
(7a)<広報委員会企画> | (8) 総会(13:00-14:00) | (9) 口演演題発表 (14:30-17:00) |
|
(7) <教育研修委員会企画> がん登録実務者情報交換会 (12:00-14:00) |
||||||
[3日目] 6月11日 (金) |
(10) 基調講演(9:00-10:45) | (11) <安全管理委員会企画> (10:50-11:10) |
(12) 学術奨励賞・がん登録実務功労者表彰式(11:15-11:30) (13) 学術奨励賞受賞講演(11:30-12:00) |
(14) 次期会長挨拶 (15) 閉会の辞(12:00-12:15) |
(16) <J-CIP委員会企画> 市民公開講座(13:00-16:00) |
|
市民公開講座特別講演(13:00-14:00) | 市民公開講座シンポジウム等 (14:00-16:00) |
2. プログラム
(1) 特別企画講演:「レジストリデータをデータサイエンスの視点から捉える」
座長: | 伊藤 秀美 (愛知県がんセンター がん情報・対策研究分野) |
---|---|
田渕 健 (東京都立駒込病院小児科) |
- 1) 「がん登録とは何か、何がわかるのか」
演者:東 尚弘 (国立がん研究センター がん対策情報センター がん登録センター) - 2) 「造血細胞移植と細胞治療のレジストリ 構築の成果と今後の展望」
演者:熱田 由子 (日本造血細胞移植データセンター) - 3) 「患者(疾病)登録に基づく医療データベース構築」
演者:水島 洋 (国立保健医療科学院研究情報支援研究センター) - 4) 「漢字の字体・異体字」
演者:高田 智和 (国立国語研究所)
(2) 特別講演:「小児・AYA世代のがん医療の取り組み」
座長: | 中田 佳世 (大阪国際がんセンターがん対策センター政策情報部) |
---|---|
演者: | 石田 裕二 (静岡県立静岡がんセンター 小児科) |
(3) がん登録担当者研修会:「希少がん・小児がんに親しむ」
座長: | 寺本 典弘 (四国がんセンター病理科・臨床研究センターがん予防疫学研究部) |
---|---|
杉山 裕美 (放射線影響研究所疫学部) |
- 1)「肉腫の病理診断」
演者:元井 亨 (東京都立駒込病院病理科) - 2)「リンパ腫の種類およびCAR-T療法について」
演者:下山 達 (東京都立駒込病院腫瘍内科/通院治療センター/データセンター) - 3)「白血病の種類および造血幹細胞移植の意義」
演者:稲本 賢弘 (国立がん研究センター中央病院造血幹細胞移植科) - 4)「小児がん総論」
演者:松本 公一 (国立成育医療研究センター小児がんセンター) - 5) 「脳腫瘍」
演者:成田 善孝 (国立がん研究センター希少がんセンター・脊髄腫瘍科)
(4) 開会の辞:猿木 信裕 (群馬県衛生環境研究所)
来賓挨拶:坂巻 壽 (東京都立駒込病院名誉院長)
(5) 会長講演:田渕 健 (東京都立駒込病院小児科)
(6) <インフォマティックス委員会企画>シンポジウム:「がん登録を支える技術」
座長: | 松坂 方士 (弘前大学医学部附属病院 医療情報部) |
---|---|
伊藤 ゆり (大阪医科薬科大学研究支援センター 医療統計室) |
- 1) 「全国がん登録システムについて」
演者:吾妻 光洋(富士通Japan株式会社公共デリバリー本部第一ヘルスケアデリバリー事業部) - 2) 「全がん協生存率集計システムKapWebの開発」
演者:三上 春夫 (千葉県がんセンター 研究所がん予防センター予防疫学研究部) - 3) 「がん検診データとがん登録データベースとリンケージについて」
演者:阪口 昌彦 (大阪電気通信大学情報通信工学部情報工学科) - 4) 「がん登録データ活用のためのツール開発とその活用」
演者:福井 敬祐 (広島大学大学院先進理工系科学研究科) - 5) 「JoinPoint解析ツールの紹介」
演者:杉山 裕美 (公益財団法人放射線影響研究所疫学部)
(7a) <広報委員会企画>
監修: | 松坂 方士(弘前大学 医療情報部) |
---|
(7b) <教育研修委員会企画> 「がん登録実務者リモート情報交換会 実務でGO!」
監修: | 大木 いずみ (埼玉県立大学健康開発学科/栃木県立がんセンター) |
---|---|
座長: | 中林 愛恵 (島根大学医学部附属病院) 松本 吉史 (大阪医科薬科大学附属病院) |
先着100名までです。申込み方法はチラシをご覧下さい。
「JACR実務者情報交換会チラシと申込み方法(pdfファイル)」
(8) 総会:正会員には別途御連絡いたします。
(9) 口演演題発表
-
O1-01「第2がんを診断された患者の予後と死因~単発がん患者との比較」
工藤 榛香(大阪国際がんセンター がん対策センター) -
O1-02「 協会けんぽ加入者における甲状腺超音波検査の実施と甲状腺がん罹患の推移(2009~2016年)」
査 凌(大阪大学大学院医学系研究科環境医学) -
O1-03「がん登録と生体試料のレコードリンケージデータによる大腸がんの臨床・疫学研究に関するシステマティックレビュー」
片岡 葵(大阪医科薬科大学研究支援センター医療統計室) -
O1-04「虫垂の有無と大腸腫瘍発生との関連性に関する検討-がん登録データを用いて-」
酒井 恵(独立行政法人国立病院機構 嬉野医療センター がん登録室) -
O2-01「がん診療連携拠点病院現況報告における院内がん登録の活用に関する検討」
太田 将仁(大阪医科薬科大学 一般・消化器外科) -
O2-02「診療科を繋ぐ がんデータベースの構築を目指して ~がん登録データの臓器 がん登録やNCD登録への活用~」
梅田 弘美(がん医療センター がん登録室) -
O2-03「がん登録業務の改善に向けての取り組み ~協力と学びと改善~」
甲斐万智子(がん医療センター がん登録室) -
O2-04「Webセミナー形式による佐賀県がん登録研修会〜円滑な移行と運用〜」
高崎光浩(佐賀大学)
(10) 基調講演:「希少がん、小児・AYA世代のがん」
座長: | 宮代 勲 (大阪国際がんセンターがん対策センター) |
---|
- 1) 「希少がんの疫学」
演者:松田 智大 (国立がん研究センター社会と健康研究センター国際連携研究部) - 2) 「がん登録から貢献できること-小児・AYA世代のがん-」
演者:中田 佳世 (大阪国際がんセンターがん対策センター政策情報部)
(11) <安全管理委員会企画> 「がん登録の安全管理措置について」
座長: | 猿木 信裕 (群馬県衛生環境研究所) |
---|---|
演者: | 西野 善一 (金沢医科大学医学部公衆衛生学) |
(12) 学術奨励賞・がん登録実務功労者表彰式
(13) 学術奨励賞受賞講演:「がん登録の診療情報データとのリンケージによる利用価値向上」
座長: | 安田 誠史 (高知大学医学部公衆衛生学) |
---|---|
演者: | 森島 敏隆 (大阪国際がんセンターがん対策センター政策情報部) |
(14) 次期会長挨拶:小泉 知展 (信州大学医学部血液・腫瘍内科学教室/同附属病院信州がんセンター)
(15) 閉会の辞:猿木 信裕 (群馬県衛生環境研究所)
(16) <J-CIP委員会企画> 市民公開講座
- 第1部:特別講演「こどもホスピスプロジェクトについて」
座長: 田渕 健 (東京都立駒込病院 小児科) 演者: 田川 尚人 (認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト) - 第2部:市民公開講座シンポジウム「がん登録で社会のニーズにこたえるには?」
座長: 片山 佳代子 (群馬大学情報学部/神奈川県立がんセンター臨床研究所) 松本 陽子(全国がん患者団体連合会)
- ①がん登録への期待と協働
-
1)「希少がん患者のニーズ」
演者:ガテリエ・ローリン (国立がん研究センター・日本脳腫瘍ネットワーク) -
2)「がん相談支援員のニーズ」
演者:池山 晴人(大阪国際がんセンターがん相談支援センター) -
3)「臨床医のニーズ」
演者:佐藤 美紀子 (日本大学医学部産婦人科教室) -
4)「行政・がん対策担当者のニーズ」
演者:蛯名 勇登 (一般社団法人・青森県薬剤師会、元青森県健康福祉政策課長) -
5)「企業のニーズ」
演者:村松 綾子 (サイニクス株式会社) - ②「社会のニーズにこたえるデータ」
-
6)「がん情報サービス」
演者:片野田 耕太(国立がん研究センター) -
7)「パートナーシップで作るがん情報:J-CIP」
演者:伊藤 ゆり(大阪医科薬科大学)
(17) ポスター演題発表:オンデマンド配信のみです。
-
P1-01「大阪府がん登録データを用いた子宮体がんの動向および臨床的観点からの解析」
八木 麻未(大阪大学大学院医学系研究科 産科学婦人科学) -
P1-02「がん患者の自殺リスク 大阪府がん登録情報を用いた分析」
北川晋一(大阪大学大学院医学系研究科 社会医学講座 環境医学) -
P1-03「大阪府における膵臓がんの受療傾向」
原加奈子(大阪国際がんセンター がん対策センター) -
P1-04「ベイジアンネットワークを用いて肺がん死亡率に影響を与える要因を調べる」
茂木 文孝(群馬県健康づくり財団がん登録室) -
P1-05「AIは胃がん術後の標準治療実施を予測できるか?院内がん登録情報を用いた検討」
甲賀麻友美(公益財団法人 がん研究会有明病院) -
P1-06「長野県の神経内分泌腫瘍の現状 がん登録情報からの解析」
田仲百合子(信州大学医学部附属病院) -
P1-07「院内がん登録からみた神経内分泌腫瘍の臓器分布 全国と長野県の比較」
大森早貴(信州大学医学部附属病院診療録管理室) -
P1-08「「RARECAREnet Asia」による希少がんの評価について」
佐々木和美(佐賀大学) -
P1-09「がん登録データの算出方法について~集計データの種類と算出結果:小児・AYA世代について~」
佐々木和美(佐賀大学) -
P1-10「施設での院内がん登録の活用促進に向けたデータ公表と施設へのデータ還元に関する予備調査」
馬越 理子(国立がん研究センター がん対策情報センター がん登録センター 院内がん登録分析室) -
P1-11「当院QI研究における標準治療の実施ありなしの比較」
吉井 寛子(市立札幌病院) -
P2-01「がんデータベースにおけるPythonの使用例」
瀧口 知彌(金沢医科大学 医学部 公衆衛生学) -
P2-02「がん登録情報の精度管理と活用」
米澤寿裕(滋賀県立総合病院) -
P2-03「オンラインチェック強化による届出票疑義照会件数の変化」
中林 愛恵(島根大学医学部医療サービス課) -
P2-04「宮城県における窓口組織の取り組みについて」
目崎 はる香(宮城県立がんセンター宮城県がん登録室) -
P2-05「全国がん登録指定診療所の状況確認調査結果について」
久馬麻希(大阪国際がんセンター) -
P2-06「ホームページを介した情報発信の強化」
植野 由佳(宮城県立がんセンター 宮城県がん登録室) -
P2-07「コロナ禍における全国がん登録研修会代替措置の取り組み(愛媛県)」
白岡 佳樹(四国がんセンター) -
P2-08「コロナ禍でわかった、がん登録支援体勢のニュー・ノーマル」
佐々木 和美(佐賀大学) -
P2-09「2017がん統計」
柳香里(滋賀県立総合病院) -
P2-10「「全国がん登録宮城の手引き」作成~初心者への働きかけ~」
佐藤 洋子(宮城県立がんセンター 宮城県がん登録室) -
P2-11「「宮城県のがん2008-2017」の発行」
佐藤 優希(宮城県立がんセンター 宮城県がん登録室) -
P2-12「学部生を対象とした院内がん登録教育の試み」
坂本 千枝子(国際医療福祉大学 医療福祉学研究科) -
P3-01「東北大学病院の小児・AYA世代のがん集計」
佐々木真理子(東北大学病院 医事課 診療録管理係) -
P3-02「沖縄県がん登録データを基にした女性の妊孕性温存に関する試算と妊孕性温存療法の増加に向けた活動」
伊佐奈々(琉球大学病院 がんセンター) -
P3-03「大阪医科薬科大学病院における転移性骨腫瘍キャンサーボードの活動-診療情報管理士としてのかかわり-」
松本 吉史(大阪医科薬科大学病院 診療情報管理室) -
P3-05「Hos CanR Nextへのがん登録データの移行作業について」
丹野 未沙(東北大学病院 医事課 診療録管理係) -
P3-06「当院の院内がん登録システムMILからHos-CanR NEXTへの移行時に生じる『品質 管理』エラー・警告から学んだこと」
大平 由津子(独立行政法人国立病院機構四国がんセンター) -
P3-07「死亡診断書の監査とがん登録ケースファインディング業務の一体化による業務の効率化に係る報告」
山口 千春(独立行政法人 国立病院機構 千葉医療センター) -
P3-08「がん登録データの正確な情報作成について」
大瓦三香(杏林大学医学部付属病院院内がん登録室(診療情報管理室)) -
P3-09「例年集合形式で開催している『がん登録実務者のための5大がん登録講座』をコロナ禍の中オンラインでやってみた!」
新居田あおい(独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター) -
P3-10「宮城県におけるオンラインでのがん登録実務者研修の取組み」
佐藤 真弓(宮城県立がんセンター院内がん登録室)
3. 情報交換会について
教育研修委員会企画として「がん登録実務者リモート情報交換会 実務でGO!」がプログラムに組み込まれております。
学会全体の情報交換会(懇親会)は学術集会と同じライブ配信会場で開催いします。
事前参加登録いただいた方であればどなたでも自由にご参加いただけます。
日時:2021年6月11日(金)19時~
会場:学術集会オンライン会場(WebEX)
総合司会:寺本典弘先生(四国がんセンター)
参加費:無料です!
飲食:各自ご自身でご用意ください。
4. がん患者会リンク
一般社団法人 全国がん患者団体連合会
公益財団法人 がんの子どもを守る会
一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会
一般社団法人 日本希少がん患者会ネットワーク